新宿三丁目「遊酔亭かり屋」
パンコントマテ 赤坂店
イタリア料理と呼ぶとシャレオツで洒落臭い。おまけにグルメっぽくて、嫌だね。スパゲッティ屋とでも呼びたくなる。
とかなんとか言って、イタリア料理は好きなのである。理由は単純で「シーフードが豊富」「味付けが好き(ニンニクLOVE)」だからである。
前菜盛り合わせ。ピクルスがお気に入り。キュッとした酸っぱさが良い。日本で言えばらっきょうの酢漬けみたいな感覚だが、野菜のチョイスが彩りよくて素敵。
イカの墨煮。ド真っ黒です。イカ墨ペーストに色んな味が仕込まれていてウマい。イカはしっかり煮てあって柔らかいが、あんまり入ってない。きのこ類でカサ増ししているのだが、きのこはきのこで美味しい。紫蘇をふりかけてるのもナイス。(紫蘇好き。)
鶏肉のチーズ焼き。
ピザ。アンチョビ、トマト、バジルソース、ニンニクチップ。めちゃくちゃ美味しい。
本日のおすすめだったカルボナーラ。これがまた美味。
ワタシ的にはこれ以上の高級店は不要、じゅうぶんに満足です。
久々にしっかり食べた!
NHK「日本の名峰スケッチ」の音楽ええな〜と思って調べたら
帰省・2016年春の陣
帰省の醍醐味は宴会である。自分もいい歳だし立派な飲兵衛中年であるが、飲兵衛の大先輩たる両親と酒を酌み交わすというのは最早我が家の伝統だ。
特急列車で既に飲んでいる、以前に電車待ちから缶ビールを飲んでいるのだから、既にほろ酔いではあるものの、午後三時に実家に到着するや宴の支度がある。有り難や。
GWは鰹も終わりの頃なのでタタキでいただく。薬味をとにかく大量に乗せるのがミソ。あれ、タタキの写真ないや。
その後、幼少の頃からお世話になっている方が経営するお店を2軒梯子する。夜には泥酔である。
酒宴は最高にたのしいが、両親も良い年齢であるため、「あと何回これができるのか」と思うこともある。父曰く「死は順番なので、案ずることはない」という。死を意識するから生が意識できる。生とはすなわち生活の営みであり、その中でも最大級のハレとも言える酒宴は「生そのもの」なのであった。死を案ずるのではなく、めいっぱい生を謳歌する、それが人生なのである。
駅弁・2016年春の陣
GWの帰省、最初のお楽しみは駅弁を買っての宴会である。この時ばかりは、特急で移動する程度の距離に実家が在ることが嬉しかったりして。
まずは定番、国技館やきとり。
こちらも恒例の万カツサンド。今回はハンバーグサンド。といっても衣で揚げており、メンチカツサンドのような味わい。カツサンドは冷めた衣が重要だからね。
嫁ちゃんチョイスの焼肉弁当。信州産リンゴだれはジュレ状になっているが、なくても良いような気がしないでもない。
あとひとつ、私チョイスの鯖寿司があったんだけど、時間切れで食べれず、両親へのお土産にしました。
スパムとポップ
久々に広告の話。
先日、スパムについて書かれた本を読んで非常に楽しめた。広告枠には既存の枠でも非常にユニークな存在が多数あるが、ネットは生まれついての魑魅魍魎さがあり、表の顔とは別に暗黒の歴史が長く続いている。
スパムもポップも現役の「広告」として取引され続けており、その取引は表にはあまり出てこない、完全に裏の存在である。
とくにポップについては2015年にかけて日本国内でもたいへん流行した。ポップアップはタブアップとなり、ポップアンダーはタブアンダーとして、一気に有名な嫌われ者となった。
あれこれ調べていたらwiredの古い記事が見つかった。2003年9月の記事。
反スパムの重鎮、マクウィリアムズ氏の発言が日本語で読めるのは貴重。
スパムについては、古くはUsenetから始まり、電子メール、BBS、ブログスパム、wikiスパム、検索エンジンスパム、不正クリックbotなど、ほとんど「インターネットの歴史」と言って良いと思う。掲示板荒らしやDosアタックなどはHackingに分類されるが、広告主が存在するAd絡みについては今後も趣味でウォッチしていきたい。