次世代広告テクノロジー(2007)
当時リアルタイムで読んでから13年。業界は大きく変わったが、本質はさほど変わってないように見える。本書のタイトルは当時の流行だったもので、今考えると過去の流行なのだが、ことこの業界に関しては「記録」としての歴史的価値がある。古きを訪ねることで今や先がより見渡しやすくなる。今や廃れてしまったサービスや製品も多く、懐かしさもあるが、当時も皆必死で良い製品を作ろうとしていたのだ。
対して生活者の変化は業界の変化の比ではなく、特にそういったテーマには触れていないが、社会学的側面を考えるのにも役立つ。
最高の人生の見つけ方(2007)
余命半年を宣告された2人が、死ぬまでにやりたいことリストを実践していく。表現は重苦しくせず、爽快に進んでいく。
実は劇場公開当時に観ていた作品なのだが、今あえて本作のメッセージを自分にぶつけたくなり再度鑑賞した。すでに何人もの身近な先輩を亡くしており、そのたびに「自分も身辺整理ややるべきことをやっておくべき」と思うが、だらしなく一向に進まないことに定期的に嫌気がさしていたからだ。人間は死について考えるのが嫌なもの。しかし考え続け、生活していかねばならない。実践すべきは実践すべきなのだと、頭では思う。さて、私は何を実践すべきなのか、整理し直す時期に来ている。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019)
一番好きなシーンはスタントマンのクリフが自宅で愛犬の食事を用意し、自分のメシを作る場面。パスタ?を茹でて、粉のパスタソースを混ぜるだけ。それを鍋ごと持って、ビールを飲みながら食べる。1人の男メシってこういうもんだよ!と妙に惹きつけられた。
あと欧米ってテレビの前にやたらごつい一人がけソファの前で、メシを食いながらテレビを観る…って場面をよく見かけるが、あれってみんなそうなのかな?
ブラピの“もう一匹の相棒”パルム・ドッグ犬と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
次に好きなシーンはリックがミスを反省し良い仕事をするところ。