報知プレミアムがサービス終了。新聞のデジタル化はなぜ難しいのか?

報知プレミアム休止のお知らせ:スポーツ報知

 

新聞のデジタルメディア化において月極有料サービスはやはり苦しいのだろうか。各社はインターネットメディアの運営そのもののノウハウは溜まってきているとは思うのですが、それでも広告収入は増えていないのじゃないかと思います。もっといえば、新聞社の売上は新聞以外の事業で成り立っていることが多いですよね。不動産事業や印刷請負などです。今回の休止はデジタル領域において「もう勝負しに行かない」とも思えます。

 


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この記事が指摘するように、デジタル版読者が増えれば紙の読者が離れるという点も、勝負しずらい理由なのでしょうね。

 

僕としては、日々のニュース収集はニュースサイトで足りてしまうことが多いですが、新聞社ならではの記事がウェブにあまり無いような気がしています。紙の新聞を読むとボリュームがある記事があるのに、ウェブにはあまり掲載されない。注釈やリンクがふんだんに使われた読み応えのある記事が掲載されればいいなと思ってるんですけどね。