スパムとポップ

久々に広告の話。
先日、スパムについて書かれた本を読んで非常に楽しめた。広告枠には既存の枠でも非常にユニークな存在が多数あるが、ネットは生まれついての魑魅魍魎さがあり、表の顔とは別に暗黒の歴史が長く続いている。

スパムもポップも現役の「広告」として取引され続けており、その取引は表にはあまり出てこない、完全に裏の存在である。

とくにポップについては2015年にかけて日本国内でもたいへん流行した。ポップアップはタブアップとなり、ポップアンダーはタブアンダーとして、一気に有名な嫌われ者となった。

 

gigazine.net


あれこれ調べていたらwiredの古い記事が見つかった。2003年9月の記事。

反スパムの重鎮、マクウィリアムズ氏の発言が日本語で読めるのは貴重。

wired.jp

 

スパムについては、古くはUsenetから始まり、電子メール、BBS、ブログスパム、wikiスパム、検索エンジンスパム、不正クリックbotなど、ほとんど「インターネットの歴史」と言って良いと思う。掲示板荒らしやDosアタックなどはHackingに分類されるが、広告主が存在するAd絡みについては今後も趣味でウォッチしていきたい。