帰省・2016年春の陣

帰省の醍醐味は宴会である。自分もいい歳だし立派な飲兵衛中年であるが、飲兵衛の大先輩たる両親と酒を酌み交わすというのは最早我が家の伝統だ。
特急列車で既に飲んでいる、以前に電車待ちから缶ビールを飲んでいるのだから、既にほろ酔いではあるものの、午後三時に実家に到着するや宴の支度がある。有り難や。

GWは鰹も終わりの頃なのでタタキでいただく。薬味をとにかく大量に乗せるのがミソ。あれ、タタキの写真ないや。

 

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その後、幼少の頃からお世話になっている方が経営するお店を2軒梯子する。夜には泥酔である。

 

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酒宴は最高にたのしいが、両親も良い年齢であるため、「あと何回これができるのか」と思うこともある。父曰く「死は順番なので、案ずることはない」という。死を意識するから生が意識できる。生とはすなわち生活の営みであり、その中でも最大級のハレとも言える酒宴は「生そのもの」なのであった。死を案ずるのではなく、めいっぱい生を謳歌する、それが人生なのである。