「キュレーションの時代」を再読した

 

キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)

キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)

 

 

2011年2月の本。
一世を風靡した、Webにおけるキュレーションという言葉は多数の粗製乱造を産み、Welqとともに沈んでしまった。本書で取り上げられているサーヴィスの多くは、現在は廃れてしまっているものもある。

まあ7年経てばそうなるわな。

この本が時代遅れの役立たずだって言いたいわけじゃなくて、むしろ2011年に予見できたことを正しく述べていたと思う。

広告に関する言及は今読んでも有効なテキストだと思う。バズワードとして死んだ単語(フラッシュマーケティングとか)もあるが、プライバシー問題は今日のFacebookGoogle、GDRPなど一番ホットな話題でもあるしね。

今書き足すとしたら、SNSの飽和とかかな…。