秋葉原で勇者を食す、という長年の勘違い。北海道らぁ麺 ひむろ 秋葉原店
かなり昔のこと。
本業音楽家のメンバーと録音技師と酒を飲み、
味噌ラーメン店に寄った。
メニューの中に「オロチョンラーメン」というものがあり、
少し辛くてウマいそうなので注文してみた。
その録音技師は北海道出身で、
「オロチョンとは勇者という意味があるそうですよ」と言っていた。
その話を聞いて、私はすっかりアイヌ語だと思っていた。
さて、先日神田で飲んだ帰り。
秋葉原にある新福菜館で飲み直しラーメン(小)をいただく腹積もりだったのだが、入店したところラストオーダーを過ぎていたようで食べられず…。
なんとなく入店した味噌ラーメン店。
メニューにオロチョンラーメンがあったので注文。
もちろん、録音技師の話を思い出していた。
オロチョンラーメン
うむ、ウマい。
ところが。
ぐぐってみたら、オロチョンはアイヌ語ではなかった。
シベリアの民族名なんだそうだ。
かつてサンヨー食品がサッポロ一番ブランドで「オロチョンラーメン」というものを発売していたのが由来じゃないかという説もあり。
うーん、勉強になった。