戦場のメリークリスマス(1983)
人間は、気づくし変われる。
ということを感じた。
ただし、心の中の「気づき」とどう向き合うか、どう考えるかなんだろう。
流してしまうことは、楽だ。
日本兵を見ていて、集団が生み出す狂気に物凄い嫌悪感を感じた。
これが「自分が信じたい事」であれば、ある種の快感を感じてしまうのだろう。
「何かの秩序のために死ぬ」という表現があったが、その「何か」とは他の誰かのものであって、自分の「何か」と違えば納得できようはずもない。これが思想や宗教、国家による争いになるんだと思う。
人間はそれぞれ苦しみがある。