大名時計博物館

www.city.taito.lg.jp

訪問。

大名クラスだけが持つことができた、嗜好品としての時計。装飾の凝り方は尋常じゃなく、見えない部分にまで細工がしてあるさまは、羽織の裏地に刺繍を入れるような「粋」を感じた。

不定時法という制度、初めて知った。
日の出と日没を基準にし昼と夜を分類、等分してゆく。そのため昼夜の長さが日々変わってゆく…。「夜が長い」ということはこういうことだったのかな、とふと思う。

「おやつ」の語源が"未の刻八つ"だったのも初めて知った。

時間について考える、ちょっとロマンなひととき。