クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001)

映画 クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲 [DVD]

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」 予告編

大人向け（視聴者の親向け）名作として噂は聞いていたがようやく鑑賞。これは確かに大人が観るべき…。愛すべき過去があることは素晴らしいが、人類は未来に向かわねばならない。
「ALWAYS 三丁目の夕日」の劇場公開が2005年なので、その前というのもポイントか。

ヘルタースケルター(2012)

ヘルタースケルター

『へルタースケルター』予告編

私は岡崎京子の大ファンなのだが、この作品が映画化されるにあたって一番嬉しかったのは音楽担当が上野耕路だったことだ。しかも、一番いいところで戸川純の曲がかかる。これだけでも東京の80's〜90'sカルチャー表現としては素晴らしすぎる。

Banksy - Mural by Banksy Brighton

artsandculture.google.com

バンクシーを初めて知ったのは2018年の夏に演奏のために訪れたブライトンのパブでのこと。この有名な壁画を私は何も知らず、メンバーに教わったのがきっかけ。ブライトンはLGBTの街として有名で、毎年「ゲイ・パレード」では世界中から参加者がやってくるらしい。私はこのパブでLGBTだという女性と話をした。彼女は「日本人はみんな英語ができない」と私に文句を言った笑
帰国した後、サザビーズでかの有名なシュレッダー事件があり、日本のお茶の間でも話題となった。バンクシーなりの、アート業界の"一部の習慣"へのアイロニーだったと思うが、「ストリート・アート」の精神を今でも維持している反骨心こそが、カッコいいのだ。

ギャング・オブ・ニューヨーク(2002)

ギャング・オブ・ニューヨーク [DVD]

 みんなただ生き延びたかっただけなのだ。貧しい暮らしが根底にあり、そこから利権があり、差別があり、宗教があり、戦争があり…。この混沌がアメリカ、というより人間なんだろう。

アウトレイジ 最終章(2017)

アウトレイジ 最終章 [DVD]

 シリーズ最終作でやはり北野武監督らしいラストが待っていた。東京下町育ちのキャラクターらしく、作法も下町流。現代の合理的スタイルの前に消えてゆく古き良き（？）不器用な生き様。日本の男が惚れるのってこういうところだよなぁ。

アウトレイジ ビヨンド(2012)

アウトレイジ ビヨンド [DVD]

 北野武監督作品で見落としていたアウトレイジシリーズ第2作。ドンパチシーンは減ったが、ドス黒さは健在。権力を手にしている状態と失った状態の差を演じる役者さん凄いな、めちゃ伝わった、人間らしいところがね。人を変えるもの、金と権力だ。

ゴッドファーザー PART III(1990)

ゴッドファーザー PARTIII<デジタル・リマスター版> [DVD]

大きな組織の腐敗。つまり金が絡み、裏社会がまとわりつく。
汚職はいつでも起きる。
事実を元にしたテーマとしてはかなり思い切ったものではないか。

それより苦悩の描写が多く、ラストシーンは強烈に辛い。