古川裕也「すべての仕事はクリエイティブディレクションである。」(2016)

 

すべての仕事はクリエイティブディレクションである。
 

 クリエイティブと名がつくポジションは外部から見ると具体的な仕事内容が分かりづらいが、どんなものなのか教えてくれる本。中でもJR九州「祝!九州縦断ウエーブ」、中央酪農会議「牛乳に相談だ」のケーススタディは非常に興味深い。
数々の引用から知識の吸収元を少し想像できるが、そのへんをもう少し詳しく知りたかったな。

POLA「Call Her Name」(2014)


「Call Her Name」/POLA INC.

 

www.advertimes.com

 

普段「お母さん」や「ママ」と呼ばれている女性を夫がファーストネームで呼ぶことによって起こるホルモンの変化を検証した。

愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンの濃度が被験者女性たちの体内で平均15.9%増加した。

 

小霜和也「急いでデジタルクリエイティブの本当の話をします。」(2017)

 

 

プレイステーションVAIOで知られるクリエイティブディレクターによるWeb動画・CMについての本。

マス出身からデジタルへもフィールドを広げる人間が何を言いたいのかが知れて楽しいし、結論というか同じ考えの部分も多く嬉しかったり。

精進せねば。
失業してまうわ。

NHK「100分de名著」ブックス 夏目漱石 こころ

 

 

このシリーズ読みまくるぜと決めての一発目。

私が感じたのは2種の愛と死生観について。

2種の愛のうちひとつは「赤く生々しい繋がり」
己の血を相手に投げかけるような、生をぶつけるもの。

もうひとつは「純白のまま汚さずにおきたい」
神聖視に近い、大切にしたい気持ち。

相反するようで、別々の衝動ながら根は近しく、対比していいような悪いような…。


そしてやはり死について。
漱石は生に執着していると思うが、今作はとにかくみんな死ぬ。
時代が人格形成に与える影響の大きさも現代とは違うのだろうが、経験からの思いが人格を作る。それが人間の魅力にも繋がっているし、「魅力ではない特徴」にも繋がっていると思う。

メメント・モリという言葉を思い出す。

リアル町中華で飲ろうぜ

密かな人気番組だという「町中華で飲ろうぜ」南池袋編に登場した2店をまわってきました。

 

 

tabelog.com

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ベテランご夫婦?によるこちらのお店。

店構えもメニューの貼り方も「ザ・町中華」なムードで良し。

 

 

 

tabelog.com


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元々喫茶店だったらしく内装は中華屋らしからぬ雰囲気。

ほぼ満席でお客さんはスーツの酔客ばかり。

スナックのような雰囲気。

 

ブームになる前から中華屋で飲むのは好きなのだ。